花粉の飛散で、車のボンネットや窓ガラスが黄色くヒョウ柄になっているのを見かけたことがあるかと思います。
車に付着した花粉を放っておくと洗車でも落としづらくなるのです。
花粉にはたんぱく質の一種である「ペクチン」が含まれ、水と花粉が反応すると内部のペクチンが溶け出します。
ペクチンの質感はベタベタとしていて、この状態で放置しておくと車の塗装でペクチンが結合してシミになり、塗装を侵食しボディの腐食にも繋がってしまいます。
雨や夜露で花粉と反応するため、花粉が付着したら早めに落とすことが大切です。こまめに洗車すること、汚れが定着してしまった場合は水ではなく45度程度のお湯で洗う、取れにくい花粉の部分をドライヤーで温めてから洗うと比較的落としやすくなります。