4月2日は「世界自閉症啓発デー(World Autism Awareness Day)」です。国際デーのひとつ。
2007年(平成19年)の国連総会において、カタール王国王妃の提案により決議され、自閉症を全世界の人々に理解してもらい、自閉に対する偏見をなくす取り組みが行われています。
自閉症は、脳の発達の仕方の違いから「他人の気持ちや感情を理解すること」「言葉を適切に使うこと」「新しいことを学習すること」などが苦手であり、一般的な「常識」と思われることを身につけることも苦手です。そのため真面目に取り組んでいても、誤解されることがあるのです。
世界中でさまざまなイベントも開催されます。希望や癒しの色でもあり、自閉症の人の心を落ち着かせる青色のライトを世界各地のランドマークで点灯させる「ブルーライトアップ」のイベントもあります。
日本でも東京タワー、東京都庁、五稜郭タワー、福岡タワー、善光寺、弘前城、小倉城、大垣城、彦根城、姫路城、和歌山城、松山城、大阪城などで点灯させたことがあります。