盆踊りは、お盆にかえってきた祖霊を慰める行事です。
「踊り念仏」は盆踊りのもとになったといわれていますが、約700年前の絵に既に描かれていました。
踊り念仏が変化し、念仏踊り、風流踊りを経て、盆踊りになったと考えられています。
15日の晩に盆踊りをして、16日に精霊送りをするとされていました。
また、盆踊りは帰省した人々の再会や、男女の出会いの場でもあったので、盆踊りの歌詞に色恋ものが多いのです。
旧暦7月15日は満月なので、照明がない時代でも明るく過ごせて、月の引力の影響で人も高揚するので、盆踊りに最適だったといわれています。