裁判員制度

その他

「裁判員制度」は、2004年により規定され、2009年(平成21年)5月21日に施行されました。

国民の中から選ばれる裁判員が刑事裁判に参加する制度です。法廷で行われる審理に立ち会い、裁判官とともに被告人の無罪・有罪、量刑を判断します。

地方裁判所ごとに、衆議院議員の選挙権を有する方の中からクジで選び、翌年の裁判員候補者名簿を作成します。

11月頃に来年度の裁判員候補者名簿に登録されたことが郵送で通知されます。

70歳以上、学生、過去5年以内における裁判員経験者などは辞退することが出来ます。また、重い疾病または傷害など裁判員としての参加が困難な場合はその理由を調査票に書いて返送します。

辞退しなかった裁判員候補者の中から、事件ごとにクジで裁判員候補者が選ばれます。

裁判日数が5日以内の事件では、1事件あたり約70人ほどの裁判員候補者に通知が送られ、最終的に事件ごとに裁判員6人が選ばれます。