おだしの日

文化・歴史

10月28日は「おだしの日」です。

おだしの素材となるかつお節の「燻乾カビ付け製法」を考案した江戸時代の漁民、角屋甚太郎の命日から制定。

「燻乾カビ付け製法」とは、燻製の仕方で、燻(いぶ)してかつおの水分を取り除き、良質なかつお節カビを付着させることで、悪カビの発生を防ぐ製法です。

この製法は、保存方法の乏しい江戸時代でとても重宝されました。

角屋甚太郎は1707年の10月28日に起こった宝永南海地震の大津波で亡くなり、門外不出だった「燻乾カビ付け製法」が日本全国に広まったのです。