人気のあるクリスマスローズという花。
そのような名前からクリスマスの頃に花が咲くと思われがちですが、冬から早春(1~4月)にかけて花を咲かせます。
それなのになぜクリスマスローズという名前がついたのでしょうか。
原種のキンポウゲ科のヘレボラス属「ニゲル」という植物が「クリスマスローズ」と英国で付けられました。
しかし、日本で流通している多くのクリスマスローズは交配種であり、ニゲルではなく、ヘレボレス・ヒブリダスという種類になります。
現在、ニゲルを含む約20種の原種と、それらの交配種からなる植物をクリスマスローズという名前で出回っているのです。