3月4日は「円の日」です。
1869年(明治2年)のこの日に、明治政府により円形の金銀銅貨幣を使用する制度が定められました。
1871年(明治4年)5月に「新貨条例」が公布され、新しく「円・銭・厘」という新しい単位が決定しました。
通貨政策の担当、隈重信はそれまで使っていた「両」から「元」に代える提案をしましたが、結果は「元」ではなく「円」になりました。
今までのお金を新しいお金に換算するのが便利なように「1両=1円」と決められ、その結果新しいお金の単位にスムーズに移行することができたといいます。