ダイヤモンドより高価だったルビー

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7月の誕生石のルビーは情熱、仁愛、威厳というような意味を持つ石です。

希少性や価値の高さから、ダイアモンド・サファイア・エメラルドと並んでルビーは「世界四大宝石」と呼ばれていて、いずれも古代から王室などで重宝されてきました。

古代インドでは、ルビーは「宝石の王」という意味のratnaraj(ラトナラージ)と呼ばれていました。

宝石の中でもルビーは硬く、最も硬いとされているダイヤモンドに次いで硬度が高い石です。

しかし、昔は硬いダイヤモンドを研磨できる技術がなかったため、ルビーの方がダイヤモンドよりずっと高価でした。ダイヤモンドの8倍の価格だったともいわれています。

また、ルビーの中でも、深く透明な濃い赤い「ピジョンブラッド(鳩の血)」と呼ばれるルビーは最高級品といわれています。