コックの帽子

文化・歴史

コックの帽子はなぜ高さがあるのでしょうか。

1795年のフランスの有名コックが、お客様のシルクハットを気に入って厨房でも真似をして被り始めたのがきっかけだったといわれています。

名コックの帽子姿に憧れたコック達が次々に真似をして広まりました。

また、背の低いコックが存在感を示すために帽子を高くしたという説も。

実際に、有名店では多くの料理人が厨房で作業している中で高い帽子を被っている料理長をすぐに見つけることができるのです。

日本でコック帽を被り始めたのは1927年の帝国ホテルでした。

国内での帽子の高さは、料理人の地位の高さを表しています。