国際識字デー

その他

9月8日は「国際識字デー(International Literacy Day)」です。

国連教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)が制定した国際デーの一つです。

「識字(しきじ)」とは、文字を読み書きして理解できる力のこと。

1965年(昭和40年)のこの日、世界文相会議でイランのパーレビ国王が軍事費の一部を識字教育に回すことを提案しました。

教育制度が整っている先進国では当たり前のように思える識字ですが、戦争や貧困等によって読み書きができない人は約8億人ともいわれています。

15歳未満で学校に行けない子どもは1億人以上。文字の読み書きができないまま大人になった人たちは約7億人以上。

世界の人口で約6人に1人が読み書きできないことになります。

国際識字デーは、世界の識字率の向上とともに、その環境を整えていくことも同時に提唱されています。