弁当などの仕切りとして使われている緑のプラスチックの葉っぱの名前を「バラン」といいます。
もともと葉蘭「ハラン」というユリ科の多年草が存在し、昔はこの葉っぱや竹の葉を使っておにぎりを包んでいました。
どこにでもあるという植物ではない為、塩化ビニール製のハランが出来たのです。
本物の葉蘭と区別するために、作り物のハランは「バラン」と呼ばれるようになったのです。
「ハラン」は植物で、「バラン」は植物を真似したものです。
現在でも、料亭や寿司屋、割烹料理屋などでは「ハラン」を、料理の引き立て役として使っています。