血を吸う蚊はメスだけです。オスは血を吸わすに、花の蜜など植物から摂取しています。
蚊は皮膚に止まると、口先の針で穴を開け血を吸い取ります。この時に、血が固まらないようにする成分が含まれている唾液を出して、血を吸っているのです。
この唾液が、刺された時の痒みの原因になります。
そのため、血を吸っている最中に蚊を潰すと痒み成分が残ったままの状態になるので痒みが出ます。
蚊が血を吸い終わると、自分が出した唾液もほぼ吸い戻すので、蚊を潰す時には最後まで血を吸わせてからの方が痒みが残りにくいのです。
蚊にさされて痒みが出た場合は、早めにかゆみ止めで対処しましょう。その場にない時には、水で流し石鹸で洗うと蚊の唾液が落ちやすく痒みがおさまりやすいといいます。