ねずみはガジガジかじっているだけ

自然・生物

ねずみが木や柱、硬いものをかじっているのは食べているわけではありません。

歯を削ってすり減らしているのです。

ねずみには、上下に2本ずつ先端のするどい「門歯」があります。

門歯は一生伸び続けるため、放っておくと歯が長く伸びて、上下の歯がかみ合わなくなります。

そうなると、食事がとれずに餓死してしまったり、伸び続けた歯が皮膚を貫通してしまう場合もあります。

そのため、硬いものを噛んで歯の長さを一定にキープしているのです。