銀杏の悪臭の落とし方

自然・生物

イチョウの木の下に落ちている銀杏が悪臭を放っていることがあります。

この悪臭は、銀杏が動物に食べられないようにと防衛しているからです。

ニオイの正体は、「酪酸(らくさん)」と「エナント酸」です。
酪酸は「ブタン酸」とも呼ばれ、人間の蒸れた足の臭い、そして「エナント酸」は腐敗物のような臭いを発します。

落ちた銀杏を踏んでしまった場合、すぐに取り除き、中性洗剤でゴシゴシ洗うか、 重曹を靴の裏に直接ふりかけて数時間程度おくか、つけ置き洗いで消臭します。

手で銀杏を触るときはゴム手袋を着用しましょう。

手や指に臭いが付いた場合はオレンジやグレープフルーツなどの柑橘系の皮を擦り付けたり、歯磨き粉で手を洗うのも効果的です。