日本で「ケチャップ」といえば「トマトケチャップ」のことを指しますが、元々の「ケチャップ」は「魚醤(ぎょしょう)」のことです。
魚醤は、魚介類を塩漬けにして発酵させた液体の調味料で、秋田県では「しょっつる」、タイでは「ナンプラー」とも呼ばれています。
中国から東南アジア、イギリスの後にアメリカに渡りました。
アメリカでは、トマトを使用したケチャップがつくられ、1876年にハインツ社から世界で初めてトマトケチャップが発売されました。
トマトケチャップは世界中に広まり、元祖ケチャップの国の中国でも現在はトマトケチャップの方が主流になっているそうです。