紙幣の肖像画

文化・歴史

日本と同様に世界の紙幣にも肖像画が描かれていますが、発行されているお札の約7割が肖像画付きなのです。

人間は顔の認識能力が高く、少しの顔の違いに気づきやすいとのことから偽造防止で描かれています。国民に敬意をもってもらうために国王や建国に関係した人物などを画にすることが多いといいます。

日本で最初に肖像画紙幣が発行されたのは明治14年の神功皇后でした。古事記や日本書紀に登場する女性です。また、1番多く使用されたのは聖徳太子で過去7種類の紙幣に描かれました。