3月1日は「ビキニデー」です。
1954年の3月1日に、アメリカが太平洋ビキニ環礁で水爆実験をおこないました。
この核実験により、マーシャル諸島の人びとや日本漁船船員などが被爆しました。
日本漁船「第五福竜丸」は、アメリカ政府が実験を行うにあたって危険区域を設定した外で操業していたにも関わらず、乗組員23人全員が急性放射能症にかかり命を落としました。
実験に使用されたのは、広島型原爆の約1000倍の威力をもつ原子爆弾でした。
3月1日を「ビキニデー」とし、世界各地で原水爆禁止、反核集会などのイベントが行われます。