囲碁の碁石の大きさに白と黒で微妙に違いがあります。
白い石が直径21.9ミリ、黒い石が直径22.2ミリで、黒の方が0.3ミリ大きいのです。また、厚みも黒の方が0.6ミリほど厚いといいます。
同じ大きさの黒と白の碁石を並べると白の方が約5%大きく見えるのです。
そのため、碁石の数が同じだとしても白が多く見えたりと優勢に見えてしまうのです。
これは白が膨張色で黒が収縮色だからです。
白以外にも、赤やオレンジ、パステルカラーなども膨張色になります。
それに対して、収縮色は黒や青、緑色などです。
黒と白の碁石の見た目を同じようにするために大きさを調整したのです。