11月30日は「本みりんの日」です。
全国味淋協会が11(いい)3(み)0(輪=りん)の語呂合わせと、鍋物や煮物などの料理で「本みりん」を使うことが多い季節であることから制定しました。
みりん風調味料と本みりんが区別されずに使われることが多く、日本の伝統的調味料である本みりんの良さを多くの人に知ってもらうことを目的としています。
本みりんとみりん風調味料の大きな違いはアルコール度と糖分の差です。
アルコール分は本みりんが13.5~14.4%に対し、みりん風調味料は1%未満です。そのため本みりんはお酒扱いになり、酒税がかかるので価格は高めです。
本みりんの糖分は約40%、みりん風調味料は約55%で甘めになります。
しかし、香りや上品な甘み、コク、テリやツヤ、味わいなど本みりんでしか出せない風味があります。