温泉旅館に行くと、お茶とお茶菓子がテーブルの上に置いてあります。
正式には「旅館までお疲れさまでした、一息ついてください。」という意味ではないのです。
温泉に入る前に「血糖値を上げるため」に置かれています。
空腹で温泉に入ってしまうと、血糖値が下がり、貧血や立ちくらみを起こしたり低血糖状態になる可能性があります。温泉内で失神することもあるので、そのようなことを防ぐために少し糖分を摂取し空腹を満たして血糖値を上げてから安全に入浴してもらうためなのです。
また、お茶もビタミンCが含まれていて、湯あたりを防ぐ効果があるとされているのです。