6月8日は「世界海洋デー(World Oceans Day)」です。
1992年にブラジルのリオデジャネイロで開催された「環境と開発に関する国連会議」(地球サミット)でカナダ政府によって提唱され、2009年に国際連合によって制定された国際デー。
人間が海にもたらす影響、海洋保護などを考える日になっていて、国連によって毎年テーマが設定され、世界各国でイベントが開催されます。
海洋ごみの中でも多いプラスチックごみは、毎年ジャンボジェット機5つ分(約800万トン)が海に流出しています。
消失しにくいプラスチック素材は400年以上も海中を漂うこともあると言われているのです。このゴミは海洋生物たちへの影響も大きく、魚類や海鳥、ウミガメ、海洋哺乳類などが被害に遭っています。
また、気候変動や乱獲などにより、このままでは魚を食べ続けていくことができなくなる可能性も出てきています。
私たちの生活に密に関係する海洋環境をまもるために、個々に何が出来るかを考え、小さな行動を積み重ねていこうという日です。