9月7日は「絶滅危惧種の日」(National Threatened Species Day)です。
1936年(昭和11年)のこの日、オーストラリアのホバート動物園で飼育されていた最後のフクロオオカミが亡くなり、フクロオオカミが絶滅したことに由来しています。
この日には、世界中で絶滅危惧種に対して理解を深めるためのイベントなどが開催されます。
日本の絶滅危惧種の中でも、最も絶滅の危険が高いカテゴリー「絶滅危惧I類 (CR+EN)」にはカブトガニがいます。
海岸の整備や開発によって生息域が狭められ、絶滅の危機に瀕しています。
また、ごく近い将来、野生での絶滅が危ぶまれている種として分類されている「絶滅危惧IA類(CR)」にはツシマヤマネコ、ラッコ、トキ、コウノトリ、イリオモテヤマネコ、エラブオオコウモリ、二ホンアシカ、ジュゴン、ヤンバルクイナ、シジュウカラガン、エトピリカなど。
IA類ほどではないものの、近い将来、野生での絶滅が危ぶまれる種「絶滅危惧IB類(EN)」には二ホンウナギ、アカウミガメ、アマミノクロウサギ、ケナガネズミ、エチゴモグラ、クマタカ、イヌワシ、ライチョウ、ムツゴロウなど。
絶滅の危険が増大している種として分類される「絶滅危惧II類 (VU)」には、タンチョウ、ミナミメダカ・キタノメダカ、トウキョウトガリネズミ、ヤマコウモリ、モリアブラコウモリ、ニホンザリガニ、ヤシガニ、アホウドリなどがいます。