江戸時代の百人一首の小野小町は後ろ姿でしか描かれてなく、顔が見えませんでした。
現在の百人一首でも、小野小町は後ろ姿のものが多くあります。
クレオパトラ、楊貴妃、そして小野小町が世界三大美女のいわれるのにも関わらず、顔が描かれていないのはなぜでしょう。
百人一首は、江戸時代に一般的に広がりました。小野小町の美しい姿を描くと、嫉妬心などその時代の女性からよく思われないだろうとのことから顔を見せない後ろ姿にしたといいます。
さらに、あえて顔を描かずに、小野小町の美しさを想像させるという計算だったようです。