セミはオスしか鳴きません。
メスを誘い出すためにオスは大きな音を出しています。
この鳴き声に釣られてやってくるのが、メスのセミです。つまりセミは子孫を残すため、メスの気を惹くために大きな音を出して誘い出しているのです。
オスは脱皮してから交尾相手を求め、鳴き続けます。
鳴き声を出すためにオスの腹側に大きな腹弁がついています。メスの腹弁は小さいです。
セミの種類によって鳴いている時間帯が異なります。
クマゼミとミンミンゼミは午前中、アブラゼミとツクツクボウシは午後が多いです。
ヒグラシは朝と夕、ニイニイゼミは朝〜夕までと、ある程度は種類によって鳴く時間が決まっています。