数をごまかす際に使う「サバを読む」のサバは、魚の鯖を数えることからつくられた言葉です。
鯖は鮮度が落ちるのが早く傷みやすいために、手早く扱わなくてはいけません。
そのため数えるのも早くなり、いい加減に数えて正確には数えられないことから「サバを読む」というようになりました。この言葉は江戸時代から使われていました。
実際の数より小さくいうことを「逆サバ」といいます。
体重や年齢、少ない数がいいとされる場合は、少ない時に「サバを読む」、大きくいう時を「逆サバ」となります。
ちなみに、鯖には肩こり・頭痛・脳卒中予防・高血圧予防・動脈硬化予防効果があるといわれています。