「ダウンバースト」とは、積乱雲などの下に発生する強い下降気流のことです。
これが地面に衝突すると、水平に広がり突風が災害を起こします。
水平距離4kmより大きいものをダウンバースト、それよりも小さいとマイクロバーストと呼びます。
ダウンバーストによる突風は風速50m以上、秒速70mを超える場合もあり、竜巻よりも広範囲で被害が出ます。
特にアメリカでの発生率は高く、ダウンバーストが原因での航空機事故も少なくありません。
日本では航空機事故は発生していませんが、建物倒壊で死傷者が出ています。ヒートアイランド現象や地方風の影響などで、関東周辺で発生しやすいともいわれています。