旧暦、昔の季節の呼び方で12月の終わりから2月くらいの事を「師走」といいます。
「師」が走りまわるほど忙しい時期ということから名付けられたといわれています。
この「師」とは僧侶の事で、毎年歳末に「仏名会(ぶつみょうえ)」という法要が行われるのです。
過去、現在、未来の三世にわたる諸仏の名を唱えて、その年にしてしまった様々な罪や知らず知らずのうちに作ってしまった罪業などを懺悔して、身も心もきれいになるようにと祈念します。
この法要のため、僧侶は色々な寺院に出向かなくていけないため忙しいのです。