アンティークとヴィンテージって何が違うの?

文化・歴史

「アンティーク」というのは、骨董品・古美術品・年代物の家具など古いものを指す言葉です。

語源はフランス語のantique。

100年以上前に作られ、かつ値打ちが非常に高いものをいいます。

一方の「ヴィンテージ」の直接的な意味は「ブドウの収穫年」のことです。そのため、元々は出来の良い年につくられたワインをヴィンテージと呼んでいました。

そこから、良質のブドウが収穫された年につくられた昔のワインという意味に変化していき、ワイン以外にもジーンズや楽器などにも使われる言葉になりました。

アンティークもヴィンテージも古いものでありますが、アンティークは100年以上のものなのでヴィンテージよりも古いといえます。

また、アンティークは芸術性の高さが対象になる作品が多いですが、ヴィンテージは見るだけではなく実用性の高いものが多い傾向にあります。