海洋深層水ってどんな水?

自然・生物

海洋深層水とは、太陽光が届かない水深200mより深いところの海水のことをいいます。海水の95%以上は海洋深層水にあたります。

光が届かず、植物性プランクトンや海藻による光合成が行われません。このため、光合成によって消費される窒素・リン・硝酸などの無機栄養塩類がそのまま残っていて、細菌類も非常に少ないのです。

また、深海なので産業排水などの人工的な化学物質の汚染の影響がほとんどないといわれています。

海洋深層水には、現代人に不足しているミネラルなどを多く含んでいると注目を浴びています。