花手水って?

文化・歴史

花手水(はなちょうず)とは、水がない時に、代わりに花や草の露をつかって手を清める作法のことをいいます。

しかし、最近では少し意味が変わってきました。

お寺や神社の参拝前に手や口を清める手水舎(ちょうずや)や手水鉢に花を浮かべたものを花手水というようになってきています。

2015年頃からSNSで広がり注目を浴びるようになりました。

特に昨今の新型コロナウイルス感染予防で、手水舎の使用を禁止しているところが増え、使われない手水舎に花を浮かべて、参拝者を癒してくれています。

また、コロナ禍で廃棄される多くの花を、花手水として使用しているところもあるそうです。