春は遠くの景色が薄雲がかかったかのように見えにくくなることがあります。これを春霞(はるかすみ)といいます。
昼夜の気温差が大きく、風の弱い日に見える景色です。
春になると植物の蒸散が活発になって大気中の水蒸気の量が増えたり、低気圧が発達しながら本州付近を通過するため、それに伴って黄砂の飛来、ホコリ、花粉、大気汚染もかすませている原因です。
特に都心でかすみが出ている日は、空気中にホコリや排気ガスなどが多く含まれているため、敏感肌の人はアレルギーの症状を起こしたり、喘息など気管系の持病がある方は注意が必要です。