もろみ酢

文化・歴史

もろみ酢とは、沖縄の焼酎・泡盛の製造過程で出来る酒粕「もろみ」から抽出したエキスのことです。

沖縄では「もろみ粕」を「かしじぇー」といいます。古く琉球王国時代から飲まれていたといわれています。

もろみを発酵する時に黒麹菌が生成する天然のクエン酸とアミノ酸やミネラルが豊富。

一般の食酢は酸味の主成分が酢酸なのに対して、もろみ酢はクエン酸が主成分なので、食酢より酸っぱさを感じにくいといわれています。

新陳代謝を活発にして、乳酸を分解するクエン酸が多いため、疲労解消やダイエット、生活習慣病などで注目されています。