紫陽花の色は、土のPHが酸性で色が決まります。土壌が酸性だと青系、アルカリ性だと赤系、中間だと紫系になります。
日本は火山地帯であり酸性の土壌が多く、さらに雨が多い影響で、青や紫色の紫陽花が多いのです。アルカリ性の土壌が多い欧州では赤色の紫陽花が主流です。
地植えの紫陽花で、途中から色が変わる場合もあります。雨が長く続き、土壌の成分が変化することで紫陽花の色も変わるのです。
最近では、それぞれ調整されている培養土が販売されていて、赤い紫陽花用、青い紫陽花用と好みの色の紫陽花が育てられるようにもなっています。
他にも簡単な方法として、卵の殻を乾燥させて細かく粉になる程度砕いて、紫陽花に撒くと赤色になります。
また、白い紫陽花は色素を持たない品種なので、どのような土であっても色の変化はありません。