オーバートレーニング症候群

趣味・スポーツ

「オーバートレーニング症候群」とは、スポーツなどによって生じた疲労が十分に回復しないまま積み重なって引き起こされる慢性疲労状態のことです。

スポーツやトレーニングなどは、普段生活している活動より大きな負荷がかかります。運動後には疲労を回復させるために休養と栄養が必要ですが、それが不十分で疲労が残った状態が続くとトレーニング効果や競技の成績が低下してしまうのです。

他にも、疲れやすくなる、全身の倦怠感、睡眠障害、食欲不振、体重の減少、集中力の欠如、安静時の心拍数や血圧の上昇、運動後に安静時の血圧に戻る時間が遅くなるなどの症状がみられます。

マラソンランナーやサッカー選手などの持久系のアスリートに多くみられるといわれ、トレーニングすればするほど結果が悪くなり、回復しないまま引退に追い込まれる場合も。