イチョウ

自然・生物

イチョウは火に強い木で、江戸時代には江戸市中の神社仏閣の門前は「火除地」として道路幅を広くとり、イチョウが植えられました。

そのため東京にはイチョウの木が多く、東京都のマークにもなっています。

1896年に平瀬作五郎氏がイチョウは精子で受精することを見つけ、世界初の裸子植物における精子の発見となりました。

平瀬氏が発見したイチョウの木は、現在も東京大学理学部付属植物園の中に保存されています。

またイチョウの木に生る銀杏は、痙攣などを引き起こすので大量に摂取すると死に至ります。20個も食べると危険です。特に10歳以下の子供は要注意。