なぜ「水商売」っていうの?

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スナックやキャバクラなどの風俗業を水商売といいますが、なぜ「水商売」といわれようになったのでしょうか。

語源は大きく3つの説があります。

一つめは、流れる水のように収入が不確定な商売という意味からとする説。

景気や天気、流行、人気、お客様の気分などの様々なものに左右されて安定しないということや、浮き沈みが激しいことから呼ばれるようになったと考えられています。

二つめは、芸妓や娼婦などの仕事を「泥水稼業」「泥水商売」と呼んでいたという説。

一見華やかな見た目ですが、仕事内容や労働環境が泥水のようにひどかったといわれていたようで、その言葉が派生したという説です。

三つめは、江戸時代に水茶屋に由来しているという説。

最初にできた水茶屋は江戸の両国だったといわれています。水茶屋は、お茶やお菓子などを提供して往来の人々の休憩所となっていて、その店の看板娘を目当てに行く客が増えていきました。

そこで他の水茶屋も美しい看板娘を置いて客寄せにしたのが、今のような水商売の始まりだったという説です。