デコポンの日

自然・生物

3月1日は「デコポンの日」です。

1991年(平成3年)のこの日、柑橘類「デコポン」が熊本県から初めて出荷され、東京の青果市場で取引されたことにちなんで日本園芸農業協同組合連合会が制定しました。

「デコポン」は、熊本県果実農業協同組合連合会が所有する登録商標であり、品種名は「不知火(しらぬひ)」といいます。

不知火の中で、糖度13度以上、酸度1度以下という高品質を保つ一定の基準を満たした物だけが「デコポン」を名乗ることができます。

果実の柄になっている果梗部に凸(デコ)があるのが特徴的で、「清見(きよみ)タンゴール」と「ポンカン」の交配により作られた品種です。

韓国・済州島では「漢拏峰(ハンラボン)」という名前で栽培され、アメリカのカリフォルニア州でもSumo Citrus(スモウシトラス)やSumo Mandarin(スモウマンダリン)との名前で栽培されています。