地図の日

科学・技術

4月19日は「地図の日」です。

1800年(寛政12年)のこの日、伊能忠敬(いのうただたか)が自宅の深川黒江町(現在の東京・門前仲町)から蝦夷地(北海道)に向けて測量に出発した日に由来しています。既に55歳という年齢でした。

伊能忠敬は、日本で初めて正確な日本地図を表した人であり、この日から16年にわたり、測量をして歩きました。

その後、地図の製作に取り掛かり日本全土の地図「大日本沿海輿地全図(だいにほんえんかいよちぜんず)」を完成させました。彼の名前から「伊能図(いのうず)」とも称されます。

国土の正確な測量のための第一歩ということで、4月19日を「最初の一歩の日」とも呼ばれるそうです。