1982年(昭和57年)12月27日、登山家の加藤保男氏が日本人として初めて冬季エベレストの単独登頂に成功しました。
加藤氏は、それまでにエベレストのネパールとチベットの両側から世界で初めて登頂していました。
また、冬季エベレストを登頂して、3シーズン(春・秋・冬)の登頂も世界初の人物です。
エベレストの登山シーズンは、4月~5月頃と、9月~10月頃です。
加藤氏は、冬季エベレストの単独登頂に成功しましたが、下山中に消息を絶ちました。33歳のときでした。
その後、故郷のさいたま市に遺体の無いまま墓が建立。功績をたたえられ、さいたま市から市民栄誉賞第一号が贈られました。