カーゴパンツ

文化・歴史
カーゴパンツは厚手のコットンでつくられたカジュアルパンツの一種です。
元々、貨物船の船員たちが着用していた作業用のパンツで、貨物船を意味する英語の「cargo」が語源だといわれています。
作業用のため生地は丈夫で、荷物がすぐに運べるように手に持っている道具が入れられる大きなポケットが付いているのが特徴。
太ももやお尻、膝下に大きなマチ付きのポケットで、しゃがんでいても道具の出し入れがしやすいようになっています。
その後、1950年代からアメリカ軍で着用し始め、そこから世界各国の軍隊でミリタリーアイテムとしても愛用されています。