卵を割ると卵白に混じって白いトロッとしたひも状のものがあります。
これは「カラザ」といい、卵黄の位置を常に一定に保つように卵の中心に卵黄をつなぎとめ、衝撃から守る役割があります。
カラザは見た目や舌触りを気にして取り除く人も多いですが、実は栄養豊富な部分。
免疫力を高め、細菌を死滅させる作用のあるリゾチームという酵素、抗がん作用がある成分のシアル酸、カルシウム、ビタミンB1、B2などが含まれています。
それでも取りたい人は、先割れスプーンやフォーク、割った卵の殻を使うと取りやすいといわれています。