割り勘とは「割前勘定」の略です。
この言葉は、江戸時代の戯作者で浮世絵師の山東京伝という人が考え、使い始めたそうです。
友人の滝沢馬琴などど遊んだり飲んだりした時に割り勘していたといわれています。
「京伝勘定」とも呼ばれ、その場で頭割りをして勘定をし始めていました。
海外では食事の代金を割り勘にする風習はあまりなく、代表者がまとめて支払う、自分の飲み食いした分だけ払うという方法が多いようです。
中国や韓国などでは、年長者や食事を誘った人が支払うことがマナーになっているため、割り勘を申し出るとかえって失礼にあたるといいます。