泥酔の「泥」はドロじゃない文化・歴史TwitterFacebookはてブPocketLINE2020.09.20お酒を飲んでひどく酔うことを「泥酔」といいますが、「泥」とは土の泥の意味ではないのです。3世紀に編まれた中国の書物「異物志」にある空想上の虫の名前が「泥」なのです。南の海の中で生息して骨がないとされています。水中では元気だが、陸地では息苦しいため、酔ったようにフニャフニャ状態になるのです。その様子が、人間が酔いつぶれた姿に似ていることから「泥のように酔う」という意味から「泥酔」という言葉が出来ました。