日本の中心地…たくさんあります

文化・歴史

実は日本の中心といわれている地域がいくつもあります。「中心」という捉え方によって変わっているようです。

日本列島をコンパスで円を描いた時に中心に位置する場所が、群馬県渋川市。

兵庫県西脇市は、大正時代に軍が東経135度、北緯35度にある西脇市を日本の中心と確認したといいます。

本州の重心という考えでは、長野県小川村。

日本の人口重心という考えは、日本に住んでいる全員が同じ体重という仮定で人口分布に基づいて割り出す方法です。日本の人口は日々変化するので、国勢調査の度に場所が変わります。昭和40年では岐阜県山県郡美山町、平成17年では岐阜県関市です。

静岡県湖西市は東京と大阪の真ん中なので中心だという考え。

各地で日本の真ん中を唱えて、石碑や祭りなども行われています。