羊がバリカンで毛を刈られることを知っている人は多いと思います。
羊の毛は刈らないと一生伸び続けてしまうのです。
ニュージーランドで牧場の羊が逃げてしまい、6年後に発見されましたが、毛が伸び続け塊になってしまいボリュームが3倍にもなっていたようです。
発見後に刈った毛は27㎏もあったといいます。
しかし、野生の羊の毛は自然に生え変わるようになっています。
羊毛のために飼育されている羊は、たくさん羊毛が取れるように改良され、自然と抜け落ちにくくもなっているのです。
飼育されている羊の毛を刈らずに放っておくと、体温調節がうまくできなくなり脱水症状を起こしたり、転んだ時に起き上がれなくなってしまい危険なのです。
年に1度の頻度で毛を刈ることは羊が健康に過ごすためにも必要だったのです。