一粒万倍日って何?

文化・歴史

「本日は一粒万倍日」と宝くじ売り場での張り紙を見かけたことがあると思います。

「一粒万倍(いちりゅうまんばい)」とは、一粒の籾(もみ)が万倍にも実る稲穂になるという意味です。

わずかなものがとても大きく成長するという例えです。

この日に始めたことは万倍にも実る結果となり自分に戻ってくるといわれているので、仕事始め、開業開店、種まき、財布の新調、新しい習い事や勉強、お金を出すことなどに吉であるとされます。

しかし、借金や人から借りを作るなどは、苦労の種が万倍になるので避けた方がいいとされています。

一粒万倍日は、太陽年を太陽の黄経によって24等分し、その分点に節気と中気を交互に配列し、それぞれに季節の名称を与えた二十四節気と、1日毎にわりふられている干支によって決まります。

月に約5日程度あり、6日に1日くらいの割合です。