タンポポは大きくわけて「ニホンタンポポ」と「セイヨウタンポポ」がありますが両方食べられます。
日本ではタンポポは野草に分類されますが、ヨーロッパでは野菜と分類され、サラダなどでも日常的に使われる食材なので一般的なスーパーに販売されています。
一方で日本でも江戸時代には摘み草料理や、漢方薬などにも使われてきた歴史があるようです。タンポポのお浸しや汁物、天ぷらなどで食べれていた歴史があります。
タンポポには必須脂肪酸、必須ミネラル、βカロチンが含まれていて、炎症の改善に効果的だといわれています。胃炎、喉の腫れ、結膜炎、急性乳腺炎、ニキビなど、幅広い炎症に効果が期待できるようです。
根にはカリウムが豊富に含まれているため、デトックス効果や他にも肝臓の働きを助けたり、乱れたホルモンバランスを整えたり、美肌や美髪効果、貧血予防などにも期待できるといわれています。
しかし、注意も必要です。
タンポポはキク科の植物なので、キク科の植物にアレルギーがある場合は控えましょう。また、過剰に摂取も体調を崩す恐れがあります。