不要になった書類などの裁断に使うシュレッダーの発明者は日本人です。
発明したのは、事務機メーカー「明光商会」の創業者・高木禮二氏。
機密文書などの書類を、薬品を使い文字を消したり、コンクリートで固める、書類を溶かし水に流す方法、凍結させてから粉砕するなど様々な方法を試したそうですがうまくいかず。
細長く裁断されるうどんの製麺機を見てヒントを得て、シュレッダーを開発しました。
当時は、コストをかけて書類の処分をする機械を導入する企業はとても少なかったようです。
しかし、1964年前後に産業スパイが横行し、機密保持のためにシュレッダーの必要性が認識されるようになったのです。