4月27日は「世界バクの日(world tapir day)」です。
中南米と東南アジアに生息するバクについての生態や、絶滅の恐れがある現状を伝えてバクの保護を世界中に呼びかけることを目的に2008年(平成20年)に制定されました。
開発のために森林伐採などの影響でバクの生息環境が悪化し、野生バクの生息数が減少し、絶滅危惧種に指定されています。
草食哺乳類のバクは、森林がなくなったときに最初に影響を受ける動物のひとつです。一度失われた森林の再生には時間がかかり、バクの生息数が戻るとしてもかなりの年月が必要になります。