昆布・ひじき・わかめ・海苔など私たちが口にしているほとんどのものは「海藻」です。海藻は藻であり、茎や葉の区別がありません。花が咲くことはなく、胞子で子孫を増やしていきます。
一方、「海草」は草の仲間で、根・葉・茎があり、花も咲き実もなります。そして、種子によって子孫を増やしていきます。美味しく食べられる海草はほとんどありません。
英語で海藻をSeaweedといい「海の雑草」という意味になり、海草はSeagrassで「海の芝生」という意味になります。
私たちは海の雑草を食べているということのようです。